日本ワコン株式会社
少量廃液処理装置 ラボ水クリン
その廃水、水処理メーカーの装置で処理しませんか?
-類を見ない少量廃液処理装置・誕生-
処理45年間の技術を結集し、
コストパフォーマンスを損なうことなく他社製品には無い幾つもの特長を
小さな装置に凝縮しました。



置の名前は「ラボ水クリン」。
その名前が示すとおり、
実験室排水などの少量廃液の処理に最適です。



煩わしい作業が、何だか楽しい作業になったら素敵ですよね?
量の排水をろ過する場合、大きなカゴを設置し、その中で大きな濾紙を用いて固液分離を行なうのが一般的です。
なぜなら、この自然重力ろ過方式は簡単に行うことができ、材料も安価だからです。

ところがこの方法の場合、分離を行なうために長い時間を必要とします。また、水分を多く含む大きな濾紙の交換は、実験室や研究室で処理装置を扱う方々にとって煩わしい作業でした。

ラボ水クリンの『おでいキャッチャー』は、吸引の圧力を利用して比較的短時間で分離が完了し、濾紙の交換はパチン錠を「パチン」、濾紙を「パラリ」とするだけで簡単に作業を完了させることが可能です。

(吸引ろ過より約2倍の時間を要した、自然重力ろ過での汚泥
写真は下に掲載しています。)




やっぱり、基本を守った装置で処理したいですよね?
金属を含む排水の処理には、大きく分けて2つの処理工程があります。
1つは、排水にアルカリを添加して金属の水酸化物を作るpH調整工程。もう1つは、凝縮剤の添加によって金属水酸化物の粒子を大きくする凝縮工程です。

最初のpH調整工程では添加したアルカリと金属を反応させるために速い回転速度での撹拌、そして後の凝縮工程では生成させた金属水酸化物を壊さない遅い回転速度での撹拌が求められます。

しかし、1槽で凝集処理を行う装置の場合、空間的制約やコスト的な関係から異なる回転速度の撹拌機は設置されていません。

『ラボ水クリン』は、空気で作動する撹拌機を用い、供給する空気量で回転速度を可変させるという、シンプルかつ有益な機構を備えています。


辺部に大きな角度を設けない処理槽の場合、薬品を添加して生成させた固体が底辺部に残ってしまう可能性が高い構造的弱点を持つことになります。

『ラボ水クリン』は、小型の特殊な濾過機構『おでいキャッチャー』を搭載することにより、コンパクトな装置サイズを維持しつつ、処理水槽の底辺部に大きな角度を設けることに成功しました。

これらにより、固体を確実に底辺部に集積し、確実に固液分離することが出来ます。

ラボ水クリンの嬉しい標準仕様
究室や実験室では様々な種類の廃水が発生し、キレート剤を含む廃水はpH調整だけでは処理が上手くいかない可能性があります。

ラボ水クリンには、自社開発で多数実績のある凝集助剤(メタスラDS)を標準で装備し、様々な廃水を安心して処理できます。

ィルターは、充填物を選べるものを2本標準で装備しております。

糸巻きフィルター・活性炭フィルター・各種キレート樹脂を充填可能な容器から、廃水に適した充填物をお選び頂けます。

品は、薬品ボトル交換方式です。

薬液の購入・希釈・撹拌等の煩わしい作業は必要ありません

装置スペック
参考動画